ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

モラル・サポート

「私こそ、再会できて本当にうれしかったです! そして一生懸命研究を続けている姿をみて、さらにうれしかったです。どうか雑音にめげず、研究を続けていってくださいね。」
先程開いたメールから、昨晩付で、上記のような温かい激励を見つけました。分野もテーマも異なるものの、いろいろとお話を聴いていると、本当に視野が広がり、刺激になります。モラル・サポートとしても、学会で知り合った女性同士の関係は大切にしたいもの。10年間、夫側と自分側の両親を介護した後、子育ても終わり、晴れてのびのび勉強しているという、元気な方とも知り合いになりました。
それから、私にとっては、院生の方達と知り合うことも大切です。若い人は、私の時と違うカリキュラムで教育を受けていて、物の考え方がやや異なります。諸宗教についても当然のように学んでいます。また、いろいろな情報源を持っています。それが参考になることもあるため、やはり耳を傾ける必要性があると思うのです。
一回の発表ではわからなくとも、続けて何回か聞いているうちに、だんだんわかりかけてくることもあります。それがおもしろさでもあります。
「世代を超えた異業種間交流をしている人は伸びる」と、よく聞きます。私は決して外交的ではありませんし、あちらこちら出かけられる状況にもありませんが、少なくとも心がけとしては、新しいものに常にオープンでありたいと思います。
学部時代の私の恩師は80歳を超えてもなお、論文を書かれていました。学ぶべき手本として、高く見上げたいものです。