ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

備えあれば...

昨晩、思い立ったが吉日とばかり、早めに準備しておこうと思って、電子版古書リストから、該当箇所を抜き書きしたり複写したりする作業をしていました。
ところが、ふと気がついて、再現しようとしたところ、なんと、4月上旬からコツコツと入力してきた電子版本棚が、見事に全部消えてしまったのです。どうやら、「閲覧履歴の削除」というボタンを誤って押してしまい、随分前から保存していたので無関係だと思っていた11の電子版本棚(中には245冊の参考文献を入力した本棚も含む)そのものが、削除の対象となったのでした。
もっとも、確認のために、手書きでレポート用紙にリストを写してあったので、暇をみて、またコツコツ入力し直すことは可能です。しかし、時間がもったいない!
こうしてみると、手書きの効用というのか、何でも印刷保存しておくことの意義を感じます。
また、研究発表のテーマを思いついてから資料を集めているのでは到底間に合わず、数年前からアイデアを温めて、できるうちにできる限りのデータを揃えておくことの重要性を、改めて思いました。(時々、「あれこれ調べて、一体、何がやりたいんだ!」と怒ってくる人がいますが、自分としては、いざという時の防衛手段のつもりなのです。)
まだ時間的には、充分間に合いそうです。これを契機に、もっと謙虚に地道な作業を怠らないよう、自戒の念としたいと思います。
ところで、今日付の朝日新聞朝刊で、前首相のインタビューが大きく掲載されていました。昨年12月から辞任を考えていたとのこと。では、元旦からのツィッターは、そして長時間に及ぶ連日の国会討議は、一体何だったのでしょう?
どこかで覚悟をしていたとはいえ、8ヶ月間、我々は振り回されたのだと思うと、何とも情けない話ですね。