「時々は、自分の名前を検索して、どのウェブサイトに自分が引用されているかチェックしておいた方がいいよ」という友人の言を真に受けて、たまには調べています。その友人は、ネットもメールも非常に警戒していましたが、私に関しては、これまで特に悪意的な引用もなく、予想範囲内でした。研究会などでの発表プログラムが転載されているものがほとんどです。
唯一の欠陥は、つながりネットのようなサイトで、私のブログ名に、見知らぬご年配の女性（割と美人で上品だがきつそうな感じのする人）の写真が、いつの間にか添えられていたことです。そういうイメージで勝手につけたされたのか、いたずらなのか、わかりませんが、こちらで即刻削除させていただきました。その程度なら、ちょっとした隙間時間に調べれば、簡単にわかることですので、大した手間ではありません。また、それだけを見て、（この人はこうだ）と決めつける単純な人がいたとしても、事実と相違するのですから、何ら支障はないはずです。
それにしても、「つながりネット」では、身近な人あるいは意外な人とつながっているんだなあと驚きます。これも、機械が文字通り機械的にやっていることなので、まったく筋違いのこともあります。また、ご本人が本当に私のブログを読んでいるのかどうかはわかりません。
おととし、別サイトで、ある方と相互リンクされていたことがありました。意外に思って、学会で出会った時に申し出たところ、「あ、もしかしたら、ずっと前にブログを検索で見たことがあったかもしれませんが、直接のリンクはしていないと思います」とおっしゃいました。
もっとも、公に見られてもいいこと、あるいは、公に知ってほしいことを書いているから、何が起こっても、一応は覚悟の上です。また、人の反応は人それぞれで、多様なのが自然ですから、怯えていたら何もできないでしょう。周囲の反応が正しいとも限らないので。
何事も余白を残すこと、これこそ大事だと思います。
