ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

これからが正念場(1)

これからが正念場ですが、昨日は何とか、夏からの懸案だった作業が一段落つき、ほっとしました。終えてしまえば、あっけない感じもしますが、何よりも責任や信用がかかってくることは大事にしたいものです。

昨日も民博図書室へ行き、新たに膨大な資料を見つけました。このオーストラリア国立大学の先生のお名前は、ずい分前から存じ上げていて、何本かの短い論文も複写で持っています。ただ、現実には、それはダイジェスト版であり、本当は、マラヤ大学から1993年に製本された厚さ8センチほどの大型本こそが‘本命’だったのだと知り、繰り返しになりますが、改めてそのダイナミズムに敬服させられました。コピーを70ページほどとったのですが、重くて大変でした。それにしても...。世界は広い、と思います。

今日もこれから一仕事済ませて、民博へ行きます。万博公園の紅葉が何ともいえず見事で、色彩のグラデーションの美しさには、見とれてしまいます。歩く距離は長いのですが、おかげさまで目の保養も兼ね、楽しいお散歩代わりです。また、夕焼けが広大なのも印象的でした。閉鎖が決定されたエキスポランド近くの立橋を通る時、輝くアカネ色とでもいおうか、桃色から薄い朱色のような薄雲の重なりが、これまた見事でした。また、山の峰も遠くにかすんで見えます。
関西は、東京と違い、広々とした空間が残されているところが魅力です。
ところで、昨日の新聞朝刊で、相馬雪香さんが96歳でお亡くなりになったとの報に接しました。私もささやかな送金をさせていただいている「難民を助ける会」の会長として、79年から活動されていました。お歳もお歳ですが、充分に生ききった人生のように拝察申し上げます。一つの時代が終わったような気もします。