ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

大学無償化の話

http://agora-web.jp/archives/2027931.html


大学無償化は「所得の逆分配」である
2017年08月24日 13:08
池田 信夫


・大卒の生涯賃金は高卒より平均6000万円ぐらい高いので、大学の私的収益率はきわめて高い。借金も返せないような大学に行くのは間違っている。


・少なくとも再分配政策としては、大学無償化は逆効果である


・大学生(短大・大学院を含む)をもつ家庭の平均年収は824万円。これは全国平均の世帯年収546万円の1.5倍だから、一律の大学無償化は貧しい(平均的な)家庭から豊かな家庭への所得逆分配になる。


・優秀な子は借金してでも一流大学に入り、借金の返せない偏差値の低い大学には行かないので自己選択が機能する。


・教育に公的投資するなら、非生産的な大学よりも幼児教育のほうが社会的収益率は高い。

(部分抜粋引用終)
大学無償化の話は、私が学部生だった頃、既に出ていた。モデルは、言うまでもなく、ドイツ。
そもそも、大学教育の伝統も制度も異なるので、ここでも再び、ドイツを見習うわけにはいかない。
義務教育は無償が普通としても、大学は、一定水準以上の学力や学習(研究)意欲のある人が、選抜されて行くべき所にしないと、境界線がなし崩しになってしまうのではないか。