ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

「働き方改革」の矛盾

働き方改革」について、政府が口を挟むのはおかしいと、なぜ気づかないか?
電通勤務の東大出のお嬢さんの件が引き金だとは思うが、彼女の気質や家族背景や職場環境等も斟酌していかなければならない。
このままでは、ただでさえ低下が著しい日本の国際競争力が、もっと下がることが目に見えている。
今でも日本人が勤勉で世界で最もよく働く先進国だと根拠なく信じているから、今後もずっと、今と同じ水準の暮らしができると勘違いしているのではないか?
一旦、海外に出てみれば、もっと優秀でエネルギッシュな人々がいっぱいいることに気づく。
昭和時代から平成の初め頃までは、たとえ徹夜で仕事をすることがあっても、鬱病になるどころか、これが社会の向上につながり、自分が貢献できるという喜びにつながったと聞いている。だから、がんばれたのだ。
今は何でも、「人権」だとか「働きやすい職場」「人に優しい」などと甘ったれて、物事の否定的な側面ばかりが最初に来るので、話がおかしくなってくる。
何だか、やる気がドンドン削がれてしまう。