ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

こころの時代

昨日は、作業をしながら、NHKテレビの「こころの時代」再放送で三浦光世氏を拝見しました。
2006年2月25日に開かれた日本基督教団向日町教会の講演会で三浦光世氏とお目にかかったことがあります。教会堂内が人でいっぱいで、こんなに大勢が集まるなんて、と思いました。人気は衰えていないんだなあ、人々の心に確実に灯が届いているんだなあ、と感じました。
お話も大変お上手で、お元気で楽しく笑いが何度も湧くような、すばらしいお人柄に接することができました。最後には、長蛇の列に連なって、ご著書『「氷点」を旅する』にサインをいただき、ユーモラスなお声掛けまで頂戴しました。
誠実な信仰に基づく淡々とした生き方が、これほどまでに大きな力となって人々を励ますのか、と思うと、言葉では簡単に表現できないような感慨がわいてきます。
旭川にずっと暮らしていらしたこと、ペースを崩さずにご夫婦で協力して作品を書き続けられたこと、何度も大きな病に罹られつつも、闘ったり抗ったりすることなく、それも恵みと受けとめられたこと(なかなかできることではありません)、これが深い持ち味となっていらっしゃるのでしょう。