ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

小さな島国のこびとの心得 (3)

こびと勉強の第三弾(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180423)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180425)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/20180426)。
なぜこれを記すかと言えば、現代でも遵守している人々が少なからずいるからである。まずは基本を知っておくことが重要である。その後に、さまざまなバリエーションを。

申命記  24章1-4節 再婚について


人が妻をめとり、その夫となってから、妻に何か恥ずべきことを見いだし、気に入らなくなったときは、離縁状を書いて彼女の手に渡し、家を去らせる。その女が家を出て行き、別の人の妻となり、次の夫も彼女を嫌って離縁状を書き、それを手に渡して家を去らせるか、あるいは彼女をめとって妻とした次の夫が死んだならば、彼女は汚されているのだから、彼女を去らせた最初の夫は、彼女を再び妻にすることはできない。

申命記  25章5-10節 家名の存続


兄弟が共に暮らしていて、そのうちの一人が子供を残さずに死んだならば、死んだ者の妻は家族以外の他の者に嫁いではならない。亡父の兄弟が彼女のところに入り、めとって妻として、兄弟の義務を果たし、彼女の産んだ長子に死んだ兄弟の名を継がせ、その名がイスラエルの中から絶えないようにしなければならない。もし、その人が義理の姉妹をめとろうとしない場合、彼女は町の門に言って長老たちに訴えて、こう言うべきである。「わたしの義理の兄弟は、その兄弟の名をイスラエルの中に残すのを拒んで、わたしのために兄弟の義務を果たそうとしません。」町の長老たちは彼を呼び出して、説得しなければならない。もし彼が、「わたしは彼女をめとりたくない」と言い張るならば、義理の姉妹は、長老たちの前で彼に近づいて、彼の靴をその足から脱がせ、その顔に唾を吐き、彼に応えて、「自分の兄弟の家を興さない者はこのようにされる」と言うべきである。彼はイスラエルの間で、「靴を脱がされた者の家」と呼ばれるであろう。

《出典:日本聖書協会『新共同訳』1987年》

参考)レヴィラト婚のことで、兄弟逆縁婚とも言うらしい。「弟直し」「つぎ縁」という言葉もある。この婚姻形態は、かつて日本でも大きな商家や農家にもあったという。


ところで、以前の駐日イスラエル大使(Ambassador of Israel to Japan)は以下の三人。いずれも深く日本文化を学ばれ、巧みに日本人の誇りを傷つけない工夫をされていた。

・エリ・コーヘン(Eli-Eliyahu Cohen)2004〜2007年 信任状奉呈は4月9日
・ニッシム・ベン=シトリット(Nissim Ben Shitritbr)2007〜2013年 信任状奉呈は9月6日
・ルート・カハノフ(Ruth Kahanoff)2013〜2017年 信任状奉呈は9月4日

http://www.wikiwand.com/ja/

イスラエルと日本はアジアの反対側に位置しています。しかし、これらは分かれさせるというよりも(関係を)結びつけるという事実です。アジアの広大な大陸は(日本とイスラエルの)絆です。そして、アジアの運命についての意識は、(日本とイスラエルとが共有している)一般的な考えです」


イスラエル首相ダヴィド・ベン=グリオン

(抜粋終)