ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

アメリカのシンクタンク一覧

https://www.spc.jst.go.jp/link/under/list_usa.html
科学技術振興機構
アメリカのシンクタンク一覧
A
American Enterprise Institute for Public Policy Research(アメリカ企業公共政策研究所)
アメリカ企業公共政策研究所(AEI)は1943年に設立された保守党系シンクタンクである。研究所のアジア研究プログラムはアジアと中国の問題を中心に研究している。
The Asian Foundation(アジア財団)
アジア財団は1954年に設立された非営利・非政府組織のシンクタンクである。アジア太平洋地域において、法律と政治、市民社会の発展、女性の社会参画促進、経済の改革と発展、国際関係の分野で展開されているプログラムを支援している。1979年に中国プログラムが設立された。
The Asia-Pacific Center for Security Studies(アジア太平洋安全保障研究センター)
アジア太平洋安全保障研究センターは国防省傘下のシンクタンクである。中国に対しての研究の主力は安全保障研究部にある。
Atlantic Council of the United States(米国大西洋協議会)
大西洋協議会は米政府が比較的重視する対中国研究を主流としているシンクタンクの1つである。かつて米中関係の改善に重要な力を発揮したことがある。
B
The Brookings Institutionブルッキングス研究所
1916年にロバート・S・ブルッキングスによって政府活動研究所として創立した。その後経済研究所や公共政策研究所を統合して1927年に現在の体制となった。米国では最大の影響力を持つシンクタンクと言われている。2005年4月、中国研究プロジェクトが設立され、中国研究の実力はかなりある。
C
The Carnegie Endowment for International Peaceカーネギー国際平和基金
カーネギー国際平和基金は国際相互理解と世界平和の推進を目的に,1910年アンドリュー・カーネギーによって設立されたアメリカの事業財団で、米国屈指のシンクタンクである。2003年、全米のシンクタンクの中で最大規模の“中国研究プロジェクト” が設立され、中国の内政や外交、発展についての概観および米中関係などの研究に力を発揮している。米国シンクタンク初の中国語のウェブサイトを公開し、ネット上で中国語の月刊誌を発行している。
The Carter Center(カーターセンター)
カーターセンターは、1982年に前アメリカ大統領カーターによって創立された、人類が健康かつ平和な生活を送ることができる世界の実現を目指す非営利、非政府の組織である。エモリー大学(Emory University)と特に密接な関係にある。カーターセンターのプログラムはエモリー大学教員らによって運営されている。1998年に中国プログラム が設立された。
CATO Institution(CATO研究所)
CATO研究所は1977年に設立されたワシントンD.C.に本部を置く非営利の公共政策研究機構で、アメリ保守系シンクタンクである。
The Center for Naval Analyses(海軍分析センター)
海軍分析センターは米国の軍事安全問題を研究する専門のシンクタンクである。中国研究は主に戦略研究センターとアジアプロジェクト部で行っている。
Center for Strategic and International Studies戦略国際問題研究所
戦略国際問題研究所、かつてはジョージタウン大学に属した、米共和党に大きな影響をもつシンクタンクの一つである。中台関係や米日台関係の研究の拠点である。
China Research Center(中国研究センター)
アトランタ中国研究センターは2001年に設立され、非営利組織である。当センターと提携している大学は、アグネススコット、ドルトン州立、エモリージョージア州立、ジョージア工科大学、Kennesaw州立、マーサー、オグルソープとジョージア大学などを含む。また、「China Currents」というジャーナルを出版している。
Council on Foreign Relations米外交問題評議会
米外交問題評議会1921年ウォール・ストリートの財界人とニューヨークの弁護士が中心になって組織された非営利の外交シンクタンクで、米市民の会員制組織である。中国との関係を一貫して重視し、かつて20世紀70年代には米中関係の雪解けに重要な役割を果たした。
E
The Elliott School of International Affairs at The George Washington University(ジョージ・ワシントン大学エリオット国際情勢研究科)
エリオット国際情勢研究科は国際情勢を最もダイナミックに研究している専門の大学院の一つである。国際関係の研究の歴史が長い。米国では民間で中国問題を研究している重要な機構である。
F
Fairbank Center for East Asian Research at Harvard University(ハーバード大学フェアバンク東アジア研究センター)
ハーバード大学フェアバンク東アジア研究センターは1955年に設立され、米国での東アジア研究、近代中国研究の先駆であり、歴史を中心とした総合研究機構である。
The Ford Foundation(フォード財団)
フォード財団はヘンリー・フォードの一族とフォード社の関係者により 1936年に設立され、当初はフォード社と深いかかわりをもっていた。1976年にヘンリー・フ ォード2世が責任者を辞任してからは、フォード社およびその一族とのかかわりはほとんどなくなったと言われている。1988年に北京事務所を開設した。
Foreign Policy Research Institute外交政策研究所)
外交政策研究所は1955年に創立され、当時はペンシルベニア大学に属していた。1971年大学から離れて独立した。しかし現在も大学と密接な関係を保っている。中国の研究では国勢および歴史、伝統についての研究を中心としている。
H
Henry L. Stimson Center(ヘンリー・L.・スティムソンセンター)
ヘンリー・L.・スティムソンセンターは米国の無党派だが、国会や政府に密着したシンクタンクである。軍事背景の研究を中心としているのが特徴である。近年、東アジア、特に中台問題の研究の人材を強化している。米国のシンクタンクの中ではわりに影響力を持つ若い機関の一つである。
Heritage Foundation ヘリテージ財団
ヘリテージ財団 は1973年に設立されたアメリカ合衆国ワシントンD.C.に本部を置く保守系シンクタンクで、米国政府、特に共和党の政策決定に大きな影響力を持つ。中国については1982年より主としてアジア研究センターで研究している。
Hoover Institution at Stanford University(スタンフォード大学フーバー研究所)
フーバー研究所はスタンフォード大学フーバー戦争および革命、平和研究所の略称であり、共産主義および共産主義国家の研究に独自のスタイルで取り組んでいる。
R
RAND Corporationランド研究所
ランド研究所アメリカ軍からの調査分析を請け負うことを目的として設立された総合シンクタンクである。アメリカ国内では、カリフォルニア州サンタモニカ(本部)のほか、ワシントンD.C.(現在はヴァージニア州アーリントンにある)、ペンシルバニア州ピッツバーグカーネギーメロン大学の隣)に支部がある。ヨーロッパでは、オランダのライデン、ドイツのベルリン、イギリスのケンブリッジ支部がある。2003年、ドーハにRAND本部政策研究所をオープンした。
U
United States Institute of Peaceアメリカ平和研究所)
アメリカ平和研究所は議会によって設立された、独立した無党派の団体である。米国政府の対外政策の制定、特に対アジア太平洋と対中国の政策の制定にかなり大きい影響を持つ。
W
Weatherhead East Asian Institute(コロンビア大学東アジア研究所)
コロンビア大学東アジア研究所は1949年に設立された、世界で最も伝統と実績のある研究所で、アジア太平洋における研究展開の中心的な役割を果たしている。米 国の有名な現代中国研究の拠点の一つである。
Woodrow Wilson International Center for Scholarsウッドロー・ウィルソン国際学術センター)
ワシントンコロンビア特区のウッドロー・ウィルソン国際学術センターは1968年に創立された、異なる背景をもつ学者や政界、経済界の人々の交流の場である。中国研究については中国環境フォーラムのプログラムがある。
(転載終)

赤字は、ダニエル・パイプス先生の(1)かつての職場(2)密接な関係を持っていた組織(3)講演をした場所(4)批判的に文章で引用した縁のある機関、を意味する。
[追記]これは中国発です。