ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

また二冊買ってみました

ツィッターhttps://twitter.com/ituna4011)からの転載の続きです。日付は今日。

Lily2 ‏@ituna4011 · 4m 『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』(講談社プラスアルファ新書) 川口 マーン 惠美 (http://www.amazon.co.jp/dp/4062728141/ref=cm_sw_r_tw_dp_7gp5sb0CNWATN …)も同じ本屋さんで買ってみた。1980年代の学生の頃、ドイツと言えば、文学、クラシック音楽、哲学、神学、医学、衛生、戦後処理の巧みさだった。


Lily2 ‏@ituna4011 · 8m 『迷わない。』(文春新書) 櫻井 よしこ (http://www.amazon.co.jp/dp/4166609432/ref=cm_sw_r_tw_dp_qbp5sb191A442 …)を京都四条の本屋さんで買った。櫻井氏の現代日本史の解釈には賛否両論あるかと思うが、私生活を綴る中で生きるヒントが散りばめられていて、参考になるかと。前向きな女性は気持ちがいい。

(転載終)

上記のドイツ物については、読者の感想を読む限りでは、皆さん冷静に受け止めている模様。
学生の頃、私にとっては、工業国ドイツの規律正しさや時間厳守や(日本と違ってだらだら会議をせず、集中して効率よく働く)勤勉さなど、同じ敗戦国日本にとってのモデルのような理解をしていた、ないしは、理解を促されていた。当時は東ドイツでさえ、「心は豊かな人々」などと喧伝されていたほど。
著者の体験談が必ずしも正確かどうかは不明だが、一つの雄弁な参考例になるかと思う。もっとも、日本が内向きになり、どんどんレベル低下しているのは事実なので、安穏とはしていられない。しかも、近隣諸国から一回り遅れで「なぜドイツのように謝罪しないのか」と何度も何度も嗾けられている昨今、「いえ、お宅が軍事政権下にあったり、人民服を着て自転車で北京を走っていらした頃、既に日本は相応の経済援助をしましたし、ドイツから学ぶべきものは既に学んでおりました」と。
原発問題についても、非常に興味深く思った。日本では、少しドイツ通の人が肩書きに任せて一方的な話を持ち込むのが、たまらなく不愉快な今日この頃。一体全体、ドイツの中でどのような立場の人が、どのような理由で、そのように主張しているかが判然としないままだからだ。よさそうな話には必ず裏がある。