ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

国民として感じること (2)

過去ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20181130)の続きを以下に。
八幡和郎氏の論述引用は、過去ブログを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%C8%AC%C8%A8%CF%C2%CF%BA)。

http://agora-web.jp/archives/2035942.html


大嘗祭秋篠宮殿下、爆弾発言の裏側と深刻さ」
八幡 和郎
2018年11月30日


秋篠宮殿下は30日に53歳の誕生日を迎えられたが、これに先立ち行われた記者会見で、眞子様の結婚問題や、皇位継承行事などについて語られた。


・非常に率直な会見であったが、30日の解禁を前に「週刊文春」「週刊新潮」に眞子様の結婚についての発言内容が解禁日破りのかたちで掲載された。本日の朝刊には大嘗祭への国費支出への疑問という爆弾発言が掲載されて波紋を拡げている。


・論点は宗教的な色彩が強い大嘗祭の扱いということと、皇族がこのような政治的な発言をしていいのかという両方の問題があるということだ。


・私は皇室の行う宗教的な色彩の強い行事への支出は憲法違反ではないが、皇室の行う上での問題はないと考えている。そもそも、日本国憲法は皇室制度をいちから創設したのでなく、現実にあるものを追認したのである。


内廷費というのを設けて日常的な神事は、そちらから支出しているのであるが、大嘗祭は費用も大きいので国費でということに平成の大嘗祭のときになったのである。


内廷費といえども国費由来には違いないのだし、そういった経費も考慮に入れて、内廷費を増額するというのも、非透明性を増すだけだ。


・そういう意味では、秋篠宮殿下の考え方は、少し一面的なのではないかと思う。


・近代立憲君主制においては、天皇陛下の発言は、厳密に首相以外に話すことも良くないし、漏れてはならないものだと理解している。それに対して、皇族は陛下から距離があればあるほど節度さえ保たれれば自由度はあってよいと思う。


・皇室問題についていえば、皇室は関係者であるから、意見をいいたいというのも当然だ。ただ、意見を皇室内部や政府にしかるべく聞いてもらえば、そこで我慢すべきということもできると思う。


・かつて、皇室典範改正問題があったとき、三笠宮寛仁親王が苦言を呈されたことがあった。このときは、懇談会の座長であった吉川某とかいう理系の学者が、憲法上の問題もあるから皇族の意見は聴かないと言明したことが引き金だったから、殿下の発言には正当性があった。


・今回については、「宮内庁長官などにはかなり私も言っているんですね。ただ、残念ながらそこを考えること、言ってみれば話を聞く耳を持たなかった」といい、宮内庁長官は「聞く耳を持たなかったといわれるとつらいが、そのようにお受け止めになったのであれば申し訳ない」といいつつ、陛下からは皇太子殿下とよく相談するようにといわれたといって、暗に秋篠宮殿下の意見は陛下の意向に従ってあまり聞くつもりはなかったようなこともいっている。


・いずれにしても、こうした問題も、眞子様のお粗末な騒動にしても、根本は皇室制度の制度疲労というか、かつての「朝廷」とか「宮中」というしっかりした組織や華族などがなくなり、両陛下や皇族と弱体なスタッフだけからなり、政府との対話やコントロールもあまりされていない、貧弱なご主人一家と従業員だけからなる「個人商店化した皇室」において起こるべくして起きている問題だというのが私のかねてからの主張だ。

(引用終)

http://agora-web.jp/archives/2035961.html


①週刊誌報道などは承知している
果たして、本問題では独走を続けるアゴラなどネット情報を承知しておられるかどうかは不明だ。誰か聞いたら良かったのに。


②小室さんからの連絡はある
「2,3か月に一度くらいでしょうか,時々もらうことがあります」。眞子様にか、殿下にかなどは不明。


③小室氏がするべきこと
話題になっている問題が、借金問題は入っているのだろうが、将来設計などどこまで含むかは分からないが、きちんと解決して欲しいといっておられるらしい。


④まだ婚約はしていないという認識・世間の納得が大事
納采の儀をすませないことには、婚約したことにはならない。つまり、まだ婚約していないという認識か。それなら、なかったことにするのも、婚約解消ではないということになるが、陛下の裁可などの位置づけがどうなるかは不明。また、正式婚約するためには、借金を返したらいいのかとかいうだけでなく、世間の納得が必要という認識を示された。


⑤殿下と眞子様はあんまり話していないようだ
結婚問題も含めて、あまり議論されたりせずに、一方的に問題をクリアしなければダメとだけ仰っているのだろうか。


⑥数々のスキャンダルについて小室氏はどういっているのか
違うからどうするのかという話は聞こえてこないということか。だいたいは、当たっているということか。


⑦昨年末に眞子様が体調不調だった
妃殿下は仰ったが、上記の殿下がこのごろはあまり話してないと仰るのとどう関連するか分からないが、少なくとも当初は議論されていたらしい。
妃殿下と眞子様の意思疎通は十分なようで良かった。しかし、婚約問題について話されているかどうかは不明のまま終わった。


・借金などの問題への真摯な解決を望むとの趣旨は明らかだが、将来設計については、この会見ではどう考えておられるかあまりよく分からなかったということだろうか。また、眞子様の体調が悪いのは昨年の年末から今年の初めであって、最近は、そうでもないということなのだろうか。それなら安心だが。

(抜粋引用終)
次に、将来の「国母」を目指す紀子妃の苦闘を(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%B5%AA%BB%D2%C8%DE)。

週刊現代』(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/37569


2013年11月22日
皇室特別レポート いずれ 天皇の母になる彼女の「プライド」とは 日本の「国母」になる紀子妃の大研究


・ご成婚当時、国民の多くは、紀子妃がこれほど重い立場に立つとは想像もしていなかっただろう。秋篠宮悠仁親王二人の皇位継承権者を妻・母として支える紀子妃の現在の最大の関心事は、悠仁親王の教育だという。


・「紀子さまは『勉強に力を入れて賢く育てたい』というお考え。一方、秋篠宮さまは、悠仁さまが控え目でおとなしい性格のため、運動を奨励されている。『勉強より、子供は外に出て飛び回って、多少ケガをするくらいでちょうどよい』とおっしゃっています。


・教育はもっぱら紀子さまのご担当です。秋篠宮さまは夕方からお酒を召し上がり、すぐ酔ってしまうので、勉強をお教えになることはほとんどありません。そのため、ときに紀子さまが『ちゃんとお考えになってほしい』と殿下にこぼされることもあるそうです。紀子さまは、悠仁さまを東大に入れたいという大きな野望をお持ちですからね」


・「悠仁さまは皇室の存続が危ぶまれる最中、41年ぶりに皇室に誕生した男児。大事なお世継ぎですが、単純にそれだけではないのです。江戸時代の光格天皇以降、皇位天皇である父から長男である皇太子へ、7代にわたり受け継がれてきました。秋篠宮家は現状では直系ですが、皇太子が天皇になった時から傍系になる。そして、秋篠宮さまや悠仁さまに皇位が継承された時、直系の伝統は途切れ、傍系から天皇が生まれることになります。二百数十年ぶりに皇位継承の形が変わる—。天皇家は今後、秋篠宮家の血を継いでいくという事実が、紀子妃に尋常ではない重圧を与えているのです」


・「紀子さまの申し入れにより、赤坂御用地の宮邸から悠仁さまが通っているお茶の水女子大附属小学校までの道は毎日、通学時間に合わせ、交差点ごとに所轄の各警察署が警官を配置しています」(警察関係者)


・「5月25日に、お茶の水小の運動会が行われました。1年生の悠仁さまにとって初めての運動会なので、ぜひ取材させてほしいとお願いをしたのですが、一切ダメだという。この一件で、宮内庁記者クラブからは『紀子さまのガードは固すぎる』という不満が噴出しました」(全国紙宮内庁担当記者)


・実際、運動会に平服で潜り込んだ警備関係者は50人前後。学校周辺は大塚警察署、富坂警察署、警視庁第五方面本部が人員を出して警備にあたるほか、パトカーが3〜5台。総勢100人を超える、ものものしい警備体制が敷かれたという。


女性天皇を巡る議論が一段落し、悠仁さまが皇位を継承する流れに落ち着いた頃から、紀子さまは周囲に過度な緊張感をもって接するようになりました。とりわけ、皇宮警察に対しては『情報管理が甘い』と猜疑の目を向けています。愛子さまの校外学習に雅子さまが同行した際の行動について、逐一報道がなされたことも、皇宮警察のせいだとお思いのようです」(前出・秋篠宮家に近い関係者)


皇宮警察は、関係各所に警備の配置をしなければなりません。そのため人が大勢動き、どうしても指示系統が一つではなくなる。完璧に統率するのは、不可能に近いのです。それを警戒されてのことか、この夏、ご一家で福井県の恐竜博物館に行かれた時は、前日の夜まで警察側に日程の詳細が伝えられませんでした。そのため、大慌てで警備の準備をすることになり、現場は混乱を極めた紀子さまが情報管理を厳格にしたがるお気持ちはわかりますが、警備を担当する側や間に立つ宮内庁職員は困っています」


・「娘さんお二方にも厳しいですよ。『秋篠宮家は天皇になる父と長男がいる宮家です。軽率な行動は慎みなさい』と指導されています。2年前、眞子さまがまだ未成年だった時に、大学のサークル合宿で飲酒したのではないかと疑われる写真がネット上に出回ったことも、大いに影響しているのでしょう。娘さんはお二人とも携帯をお持ちですが、それもGPS機能を停止させないという条件で持たせたそうです」


・「秋篠宮家の雰囲気は正直、ピリピリとして息苦しい宮内庁の職員に『東宮秋篠宮家のどちらに勤めたいか』と聞けば、大多数が『東宮』と答えますよ。世間に流布しているイメージとは違って、宮内庁内では紀子さまより雅子さまのほうが人気が高いのです」(元秋篠宮家関係者)


・「雅子さまはもともと気さくな方で、職員にもよく話しかけてくれたり、時にはお皿を洗うのを手伝ってくれることもありました。とてもお優しい方なんです。一方、紀子さまは素直でまっすぐなご性格ですが、とにかく気がお強い。カメラの前で見せる『紀子さまスマイル』が、紀子さまのすべてではありません。美智子皇后も、公務などでお話しになるときは蚊の鳴くような小声ですが、実際は大きくはっきりお話しになりますし、歩く際も、昔はスタスタと闊歩するような方でした。紀子さまは何事も皇后さまに倣って振る舞われていますが、ご自分の『見せ方』という点でも、皇后さまを見倣っているのではないでしょうか。その点、雅子さまは、本当の自分を隠すという器用さがなかったためにバッシングを受け、体調を崩されてしまったのでしょう」(皇室ジャーナリスト)


・皇族には、華やかな学歴を持つ人が多い。皇太子は英・オックスフォード大に留学、雅子妃は米・ハーバード大を卒業後、東大法学部に学士入学している。また、秋篠宮もオックスフォード大に修学した経験があり、紀子妃の周囲は全員、一流大学に留学した経歴を持つ。一方、紀子妃は学習院大学卒で、留学歴もない


・「学習院も立派な学校ですが、海外留学をしていないことや、雅子さまのように社会に出て働いたことがないことに少しコンプレックスを感じておられるようです。今年、お茶の水女子大学に人文科学系の論文を提出して博士号を取得されました。学識を深めたいという純粋な動機はもちろん、経歴としても立派なものを持ちたい、というお気持ちもあったように拝察します」(前出・元皇族)


・「ご結婚なさる前、大学生だった紀子さまが出された直筆のお手紙を拝見したことがあります。とても素朴な文章だったのが印象に残っています。それでいて、ところどころ辞書からそのまま引っ張ってきたような難しい四文字熟語や漢字が使われている。なにか無理をなさっているようで、違和感がありました。『ああ、紀子さまは皇室の一員になるに当たり、他の皇族の方に比べてご自身に日本語力が足りないことに、少し劣等感を感じてらっしゃるのではないだろうか』と感じたことを覚えています」


・紀子妃は、米・ペンシルベニア大に留学する父・川嶋辰彦氏について1歳から6歳まで海外で過ごしている。現地の小学校に入り、辰彦氏の方針で、会話は家でもすべて英語。そのため紀子妃は、英語を母国語として育った。帰国したのは小学1年生。まったく言葉が通じないなか、苦労して日本語を学んだが、5年生の時に父の仕事の関係で今度はオーストリアに移住。2年後に帰国して学習院女子中等科の1年に編入し、以後は大学院まで学習院だった。だが、日本語へのコンプレックスを克服するまでには至らなかったという。


悠仁親王を何としても立派に育てるという強い思いが原因で、周囲と軋轢を生むこともあるという。


「毎年国から支給される秋篠宮家への皇族費は6100万円。一方、天皇家東宮家への内廷費は合計3億2400万円です。この金額で、悠仁さまに満足な教育を受けさせられるか、気を揉まれている。それが、秋篠宮家の職員の離職率が高い原因の一つかもしれません」(前出・元秋篠宮家関係者)

(部分抜粋引用終)

結局のところ、お手伝いさんのいない家庭で帰国子女として育ったことが、日本の伝統文化や歴史の重みを感じる自然さに欠けるということでもあろうか。
同世代なのでよく覚えているが、二十代の頃、「雅子様がいいか、紀子様がいいか」と私が男性陣にストレートに尋ねると、大抵の人は口ごもっていた。
今にして思えば、女性の生き方選択もさることながら、メディア報道のあり方の問題でもあった。最初から、雅子妃の方が素直で自然な感じがあり、とても子供好きだとも伝えられていたのに、努力家で優秀で経歴が抜群というヒガミやっかみが、長引く病へと追いやった面もあったのではないだろうか。
紀子妃については、以前も書いたように、東京の有名私大出身の人達から、「何か変わった人みたいよ」「学習院で大学の講義にタイ衣装を着てきたんだって」という噂を聞いていた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170905)。だが、二十代前半で結婚して出産し、表向きはおとなしく夫を立てるように見えた姿勢が、男性陣の本音を支えていたのだろうか。
儀式の古い映像を見ると、時々、紀子妃が凄い形相でいらっしゃったことを知った。