ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

こういう話が好きだ

致知出版社人間力メルマガ 2018.9.12


致知』2018年10月号 特集「人生の法則」p.62


“死に物狂い”が道を開く
安藤 忠雄(建築家)×宮本 亜門(演出家)



【宮本】安藤さんは確か一時期プロボクサーになられていますよね。これはどういう理由で?


【安藤】家が貧しかったから、早く稼いで祖母を楽にしてあげたいと思ってました。高校生の時に双子の弟がプロボクサーになったこともあって、ボクシングジムを見学したら、当時サラリーマンの給料が1万円の時代に、4回戦のファイトマネーが4,000円なんですよ。えっ、喧嘩してお金くれるの? こりゃええなと(笑)。一か月くらい練習してプロになったんですけど、後に世界チャンピオンとなるファイティング原田が練習に来た時に、圧倒的なレベルの差を実感しました。才能というのはあるんですね。それでさっさとやめました。


経済的な事情と学力の両方の理由から大学には行けず、建築の専門教育も受けられなかった。ならば自分で勉強しようと。19歳の時に、建築学科の学生が四年間かけて学ぶ専門書を1年で全部読もうと決心し、毎朝9時から翌日の朝4時まで机に向かいました。睡眠時間は4時間。4月1日から翌年の3月31日まで、ほとんど外出もせず、無我夢中で勉強したんです。


【安藤】2級建築士と1級建築士の資格を取る時も、いずれも一発で合格しようと覚悟を定め、仕事の仲間と昼食に行く時間も惜しんで、パンを2つ食べながら一人黙々と建築の専門書を読んでました。「安藤は頭がおかしくなったんか」と冷たい視線を向けられたりもしましたが、おかげで両方とも一発で合格することができたんです。


若い頃に、一度は死に物狂いで物事に打ち込んでみることが必要です。目標を定めたら何が何でも達成するんだという意志を持たないと。独学であっても強い覚悟と実行さえあれば道は開ける。これは私の実感であり、体験を通して掴んだ一つの法則です。

(部分抜粋引用終)
こういう話が、私は昔から好きだ。但し、安藤忠雄氏は、たまたま経済的な事情があっただけで、元々、才能も運を掴む能力も集中力も抜群でいらしたと、私は思っている。
うちの主人は若い頃、お昼と夕方の二回、会社で給食を食べて一日の勤務をしていた。仕事が終わって小さなアパートに戻ると、リンゴかバナナを一つ食べて休憩を取り、それから専門書を広げたり、英語の本を出してきて、二時間は勉強していたそうだ。その結果、成績がぐんぐん伸びておもしろくなり、ついに企業派遣で米国東海岸に二年間留学させていただいた。
こういう話も、私は好きだ。

JOG Wing 国際派日本人の情報ファイル
No.2805 H30.09.12 7,864部


「米国はなぜ北朝鮮に武力攻撃しないのか?」
上間裏 アキヒコ


・やっぱりというか、当然ながらというか、北朝鮮は核廃棄するつもりは皆無のようですね。


・米国はこれを100%折り込みずみで、米朝首脳会談で乗せられたふりをしてやった。


・核を廃棄しない限り、国際的な制裁解除はない。すると、どうなるか?これまで世界の80%強、164ヶ国もの国が、北朝鮮と国交があり、それなりの交易もあり、北朝鮮を支えてきた。制裁でそれが消えた。消えてなくても大変やりにくくなった。


・かくなるうえは、親分であるChinaと、こっそり内通している韓国が、2ヶ国だけで、北朝鮮を支えてやらねばならぬ。


・つまり北朝鮮は、Chinaと韓国にとって、これまでもそうでしたけど、よりとんでもない金食い虫になりさがったわけです。身内の禁治産者みたいなものですね。


・米国はそうしておいて、今度は親分であるChinaに経済戦争を仕掛ける。豊富な資源を持つ巨大先進国である米国は、本来、まったく孤立していても経済が回る。経済戦争においても世界最強なのです。


・米国との経済戦争に、Chinaは勝てる見込みがない。わずか数ヶ月で、Chinaの経済はガタガタです。もともと独裁下の自由経済というデタラメ商法。脆弱なので崩れだしたら真っ逆さまです。


・では韓国は?同じようなものです。こちらも脆弱経済を日米が支えていただけなので、両国が手を引けば瞬時にガタガタです。しかも韓国の場合は、ムントラがパヨク思想で、勝手に自国を破壊するので手間がかからない。


・すでにこっそり北朝鮮を助けている嫌疑がかかり「セカンダリーボイコット」の言葉も出始めています。北との関係で世界を敵に回せば、あっという間に、北朝鮮クラスの金食い虫になるでしょう。


北朝鮮一国を滅ぼすのはすぐにできること。韓国を滅ぼすことも容易でしょう。しかしそれをしてもChinaが残れば意味がありません。


・巨大な独裁国家という害悪はそのままだし、下手したら、潰し方によっては、北朝鮮、韓国がChinaの全面支配下に入って、かえってChinaを肥大させてしまう恐れもある。


・だから北朝鮮や韓国も活かしておいて、当面は利用する作戦に出た。両国を金食い虫のオモリにしてChinaにくっつけ、そのうえでChina本体を叩く作戦に出たのです。


北朝鮮はキム体制維持のため核廃棄できない。必死でごまかして逃げまくる。しかし逃げれば逃げるほど、親分が困るわけです。


・私が先に指摘しました「蠱毒の壺」です。その中でどんなに内輪もめがはじまってもOK。国際制裁と経済戦争で外側を塞いでおけば、中で何があろうと知ったことではないのです。


・本家本元の蠱毒の壺では、生き残った最後の一匹の毒虫は最強でした。しかし特亜の壺のなかでは、毒虫同士が争い、足を引っ張り合い、お互いに消耗します。最後に残った一匹はすでに青息吐息。どのような処遇も容易に可能でしょうね。これが米国が進めている「冴えたやり方」です。

(部分抜粋引用終)