ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

おいしい料理をつくる

致知出版社人間力メルマガの本日付メーリングリストから。
これを読むと、元上司からお電話をいただいた昨冬のお話を思い出す。ずっとキャリアウーマンで国内外の上層を歩んで来られた方だが、今ではお母様を見送られ、御実家でゆったりと過ごされているという。
「まずは規則正しい生活をして、きちんとお料理を作って…」とおっしゃっていた。
「仕事をしていた頃は、夜になるとビールを飲んで『今日も一日終わった!』って。その時はそれでいいと思っていたけれど、今になるとね」
「母がね、『あなたは外で華やかに仕事をして、たくさんお金を稼いできたけど』って。母は、おいしい手料理でお客さんを家でもてなすのが好きだったから」等など。

致知』2018年4月号 「生涯現役」P116
福岡市内で92歳のいまも料理教室を開いている料理家・桧山トミさん。
2018.3.31


・母親として女性として、健やかな体をつくるための家庭料理こそ、私が心から伝えたい料理の道だと思っているんです。女の人って賢くて強いんです。でも、優しさが足りない。


・だから優しさを学ぶために女に生まれてきた。


・人に優しくするには、そばにいる大事な人たちを温かく応援してあげればいい。そのために女の人は料理をするの。そうやって命を愛おしむんですね。男女平等なんて言われるけど、やっぱり男女にはそれぞれ役割があるんです。


・子供の頃に時々食べに行くと、おいしい料理をいっぱいつくって出してくれて、こんなふうに私もつくれたらいいなっていうのは子供心に思っていました。だから私もお嫁に行ったら、おいしいものをたくさんつくろうって。


・でも、それって難しいことでもなんでもないわけでしょう。料理一つで喜んでもらえるんだから、つくればいいんですよ。


とにかくおいしく食べてもらうのが基本です。だからきちんとお皿に並べてとか、体裁を整えるとかじゃなくて、例えば天麩羅なら、揚げたそばから「はい、こっち来て来て。いまが一番おいしいよ」って言って食べてもらうの


・おかしいでしょう。私って本当に世の中のこと知らないから、それでここまで生きてこられたんだなと思います(笑)。

(部分抜粋引用終)