ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

イスラミスト国家のトルコ (1)

2015年春にイスタンブール経由でイスラエルを往復したが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150528)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160123)、私にとっては、これが最初で最後のタイミングだった。
あの時、最初はエール・フランス航空を考えていたが、急遽、(行ける間にトルコをひと目見ておきたい)と咄嗟に思い立ち、トルコ航空に変えたのだった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130214)(http://ja.danielpipes.org/blog/12782)。
それで正解だった。

http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/16/turkey_n_16053614.html


【トルコ国民投票エルドアン大統領に絶大な権力を与える憲法改正に賛成多数
The Huffington Post
安藤健二
2017年04月17日 09時19分


トルコで4月16日、議院内閣制から大統領制に移行する憲法改正案の是非を問う国民投票が4月16日に実施された。国営アナトリア通信によると、日本時間17日午前9時現在で開票率99.97%となっており、賛成票51.41%、反対票48.66%。賛成が反対を上回ることが確実な情勢となっている。
NHKニュースによると、エルドアン大統領は記者会見で、「トルコは政治制度について歴史的な決定をした」と述べ、憲法改正の実現を歓迎した。憲法改正によって首相職は廃止されエルドアン大統領は、閣僚の任命や非常事態令の発令の権限のほか、司法にも影響力をもち、名実ともに絶大な権力を握ることになる


時事ドットコムによると反対派は、高等選挙委が投票開始後に公式スタンプの押されていない票も有効とすると規則を変更したことなどを問題視している。最大野党の共和人民党(CHP)は約250万票について異議を唱えたクルド系政党の国民民主主義党(HDP)も「私たちのデータでは、票の3〜4%が改ざんされたことが示されている」と訴えているという。

(転載終)
この大転換期を以前から警告していたパイプス先生について、過去のトルコ関連拙訳を(http://ja.danielpipes.org/art/cat/41)。

http://agora-web.jp/archives/2025557.html


北朝鮮:悪魔の選択に日本人は迫られている
2017年04月16日
八幡 和郎


・いま、トランプが状況を変えられるとしたら、①アメリカが北が暴発したらそのときは仕方ないと腹をくくるかどうか、②トランプが金正恩に自分の命と権力は維持できると確信させられるかの二点だ。
・そのとき、日本は①を覚悟できるのか?また、②について安倍首相が金体制の過去を問わず支えることの保証人になってトランプを後押しできるかだ。
・とくに②については、①韓国の政治が東西ドイツ統一のときの西ドイツのように成熟していない②南北で自由選挙やったら北のほうの票が投票率も考えれば40%位になる。ということを考えると、北の体制を維持してじり貧にさせるよりベターな解決は見いだすのはかなり難しい。

(部分抜粋引用終)
以下で酷評されている丹羽元中国大使には、過去に大阪市内でお会いした(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130519)。確かに、あの時のお話も、ソフト路線というよりはピンぼけだった。

http://agora-web.jp/archives/2025565.html


丹羽元駐中大使の無責任な平和論に慨嘆する
2017年04月16日
八幡 和郎


・「時事放談」で田中均外務審議官と丹羽元駐中大使が出て、丹羽氏は米朝が対立すると厚木基地の近くに住んでいるから心配とか難民が押し寄せると困るから外交努力で穏便にと仰る。


・「話し合いをしておればその間は戦争はない」といい、一方で、「北は核を放棄したらつぶされると分かっている」「だから、話し合いを」と無茶苦茶北朝鮮も外交努力をする気のような気がすると何の根拠もなくいう


・そんなことばかりやってるんで北朝鮮が核兵力を手に入れるまでになった。いま穏便にしたら一年後にはより進化した核兵力を手に入れるだろう。田中氏も半ば切れて「どういう話し合いをすればいいのか」「圧力掛けないと話し合いにも成らず」と迫るが、まともに答えられず。


・こんな極楽とんぼが駐中大使だったとは泣きたい気持ちだ。民主党政権岡田克也外務大臣の人選だが、本当にひどいことだったことが分かった。こんなことだから二重国籍者を後任にして平気なのだ。中国にとって赤子の手をひねるような物だったことは想像に難くない。

(部分抜粋引用終)