ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

手加減せずに(2)

昨日に引き続き....

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・センスのいい反米の人は僕は好きなんだが、日本にはほとんどいない。たぶん右も左もお気楽に孤島の箱庭世界観としてのアジア主義で自己満足でき、商売ができるからだろう。外には全く通用しないが

・その差を感じることも悔しがることもない人たち(多くは高齢者)とそれに阿って生きていくしかない(後略)

・やっぱり経済規模は重要だよね。デフレで清貧生活が良いなんて言っている逃げ切り世代はさっさと全財産を後続世代に投げ出せとはいわないが、口を出すことは未来永劫やめてほしいという思いが募る。

(部分抜粋引用終)

具体的にどなたを指していらっしゃるのか不明だが、この危機感は非常に重要だと思う。(私は池内氏の発言を契機として、自分を考えることにしている。)
本当に、この「失われた二十年」は大きい(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141101)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141116)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150515)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160310)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160313)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160320)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160406)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160515)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160718)。
例えば、「英語が話せない」(とご自分でおっしゃった)教授が、ベトナム戦争の頃の「反米」思想から「(東南)アジアに見習え」みたいな説を吹き込んでいたことがあったが、当然のことながら、そういう先生方は、私みたいに実際に政府プログラムで東南アジアの大学で働いていた者を殊更に無視される。(ご自分にとって都合が悪いから。)例えば、意図的に本筋から外れた質問をして、こちらを戸惑わせるなどが、無視する方法だ。
私の見てきたマレーシアは、そうではなかった。マレー社会には王族貴族階級が歴然として存在し、英国に倣った寄宿舎制のエリート学校が点在し、日本など、利用できる部分のみで利用するという態度が明白だった。名前ですぐに階級がわかる仕組みでもあった。
日本社会だって、少し前まではそうだったのに、「格差、格差」と叫び続けるうちに、ここまで崩れてしまった。そして、経済力もどんどん落ちていった。
一体全体、どうしてくれるのだろうか?