ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

完璧主義の私?

というわけで昨日は、ピロシキを15名で作って試食する会に参加させていただきました。
リーダーは70代後半だとおっしゃる奥様で、いかにもベテラン主婦の鏡といった感じの方でした。
私は長らく、リサーチがずっと難航していたためか、二部屋にいつの間にか積み上がった資料の山を見て、(とても我が家にはお招きできないなあ)と引け目のように思っていました。
決して一軒家が買えないわけではありません。貯金はしていましたが、主人の病状やこの先を考えると、無理に家を買って手入れに時間をかけるよりは、今の暮らしのままで私達なりに内外を充実させよう、と決めたのです。ただ、人様をお呼びできないのが、残念といえば残念です。
よその家は、もっとぴしっとお台所なども片付けてピカピカなのかな、とプレッシャーにも感じていましたが、落ち着いて見ると、あまりうちと変わらなかったようです。というよりも、よく使い込んだ普通の台所道具を、清潔と簡潔さに重点を置いて、手際よく並べてさっさと使っていく、という手順で、(あ、これでよかったんだ)とほっと安心しました。
事前にあれこれ誇大化して考え過ぎて、一人で後ろ向きになってしまう傾向が今でも抜け切れないのですが、実際には、家事に関しては、さほど違いはないのだと思いました。しかし、このことで人生上、かなり損をしているのかもしれません。もっと鼻息荒く前進している人の方が、人生をエンジョイしているように見えますから。
新たな発見は、こめ油でした。ピロシキが薄味で、脂っこさが全くなかったので、早速、帰りに生協で購入しました。
実は、前の晩から張り切って準備して、朝も余裕しゃくしゃくで待っていました。直前になって古新聞を出す日だったことを思い出したまではよかったのですが、(まだ時間があるだろう)と、なぜか間違えて、それから階段を二往復してしまったのです。そのために、バス停でのお約束の時間に遅れてしまいました。これが私です。