ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

メーリングリストからの転載を

最近のメーリングリストからの抜粋転載を以下に(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%B9%F1%BA%DD%C7%C9%C6%FC%CB%DC%BF%CD%A4%CE%BE%F0%CA%F3)。

JOG Wing 国際派日本人の情報ファイル
No.2819     H30.10.19     7,836部
国際派日本人のためのお勧め記事切り抜き帳(6)

■「トランプ政権と日本の課題 憲法九条では北朝鮮のミサイルを防げない」江崎道朗『祖国と青年』H2907

・大震災のときは、災害出動の要請をすれば自衛隊が助けに来てくれます。しかし、ミサイルが落ちてきたときは、自衛隊は助けに来てくれません自衛隊はミサイルを撃ち落としたり、北朝鮮や中国の動きに対応しなければいけませんから。


【伊勢雅臣】「ミサイルが落ちてきたときは、自衛隊は助けに来てくれません」とは平和ぼけを覚ます言葉ですね。

■「9条改正をめぐる論点〜『自衛隊』明記の意義 前編」織田邦男、『日本の息吹』H3005

広島では公立の学校に国旗を挙げるのに何人の校長が自殺に追い込まれたか。ところが国旗国歌法ができて以来、そういう事が全くなくなった。法的にオーソライズすると反対論が少なくなって、ごく自然な、真っ当な国の国民意識になる。

・現場の士気を高くし、質の高い人材を入れなければわが国の防衛は立ち行かなくなる。その為には憲法自衛隊を明記することによって誇りを名誉、そしてしかるべき社会的地位を与えなければならない


【伊勢雅臣】 違憲論にとどめを刺すことで、国民の意識を真っ当にするのは、大事な国民教育ですね。

■「9条改正をめぐる論点〜『自衛隊』明記の意義 後編」織田邦男、『日本の息吹』H3006

・「安倍政権での改憲反対」 では、どの内閣でなら賛成するんだ? 安全保障を政局にするな。

共産党の「自衛隊憲法違反だが一定期間容認する。その間に何か起きたら活用するのは当然」というご都合主義に使われることに対しては決してよしとしないというのが大半の隊員の潔い気持ちだろうと思います。


【伊勢雅臣】「安倍政権での改憲反対」などという主張が出てきているのは、野党の劣化そのものですね。

■「自衛隊と防人のこころ」葛城奈海、『祖国と青年』H2910

・「仮に自衛官拉致被害者を救出に行って、 1人を助けるために10人が亡くなったとしても、それは我々の作戦と技量が未熟だったためで、ご家族が気にされることでありません」「我々はリスク覚悟でこの仕事に就いている。我々のリスクを心配するのであれば、むしろいざというときに手足を縛らないで存分に戦わせてくれ」

・そもそも「自国の領土」と言いながら、自ら体を張って守る気がない島を、いくら同盟国だからと言って、米軍が血を流すことを覚悟してまで守ろうとするでしょうか


・そもそもわが国の法秩序が及ばない戦いの場で、法の適用以外を認めないと言う発想自体が極めて非常識なのではないでしょうか。


【伊勢雅臣】世界最高の士気と練度を持つ自衛隊が、世界最低の法と政治に縛られている。国民としてはなんとも申し分けない状態です。

■「戦えない国家 日本でいいのか」古森義久、『正論』H2911

北朝鮮はそもそも一般の国家の理性や合理性に従わない「異様な無法国家」だから、アメリカとソ連との間に存在したような「伝統的な抑止」は適用できない。

北朝鮮核兵器が他の無法国家やテロ組織に拡散する危険性がある。

・日本の対応はみなよその国との連携、あるいは国連の利用なのだ。「断じて容認できない」と述べても、日本独自の措置が出てこない。


【伊勢雅臣】北朝鮮による危機は、日本の防衛に潜む根本的な矛盾を抉り出しています。

■「読書室 本当は恐ろしい共産党」、『祖国と青年』H2910

・福富健一郎『共産主義の誤謬』
先進国で共産党が躍進しているのは日本だけであり、欧米や東南アジアの若者から「どうして日本には、共産党があるの?」と問われる。
コミンテルン日本支部としての出自から明らかなように「闘う相手は外国ではなく日本」


【伊勢雅臣】 多くの國で、共産党自由民主主義を破壊する違法政党とされています。

■「爆買いされる日本の領土を守れ」宮本雅史、『致知』H2911

中国資本が布告を打った場所を見ると、苫小牧、白糠、釧路といった、太平洋岸の主要な港がある地域が多い。中国は、すでに日本海から津軽海峡を経て太平洋へ抜ける拠点としての要所を抑えつつある。

・ある中国人経営者が「北海道人口1,000万人戦略」と題して講演。「住宅など不動産を購入した、裕福な外国人には住民資格を与える」、「札幌中華街を建設して、国際都市の先進地域としての地位を確立する」等々。

・中国の駐日大使が釧路を訪問し、「釧路を北のシンガポールにしましょう」「孔子学院を作って欲しい」などと要望。


【伊勢雅臣】中国系移民を投入して、ある地域を中国化してしまうという戦略は、世界のあちこちで実施されています。日本はそれに加えて外国人による国土買収が容易、と言う弱点があります。

JOG(974) 移民問題、二つの進路 (上)「洗国」への道
「洗国」とは他国に数十万人規模の流民を移住させて、やがてその国を乗っ取るという、シナ大陸で多用される手法である。
http://blog.jog-net.jp/201610/article_6.html

■「朝鮮学校が民族を分断している」三浦小太郎、『正論』H2911

朝鮮学校に通わずとも、生徒たちには日本の公立・私立学校で学ぶという教育の機会は100%保証されている。

・下村文科相朝鮮総連の影響下にある学校は不当な支配に服している。本来のわが国の学校教育法に基づいた学校に変えていただければ、高校無償化の対象になる。

・本当に生徒のことを考えているなら、朝鮮学校は教科書修正して、補助金を受け取るべき。朝鮮総連はそれを拒否した。生徒の人権よりも、金日成思想を大事にしている。


【伊勢雅臣】これが朝鮮学校を高校無償化の対象にしないことの根拠です。

■「新時代に勝ち残る企業のあり方」高田明神田昌典、『致知』H3002

・私の経験上、より良い人間としての生き方は何かということを常に問い続けている企業はやっぱり繁栄します。

・オペレーターに一番求められるスキルは、マニュアルに書いてあることではなく、相手が何を求めているかって事を感じる心なんです。

・やっぱりプロセスが大事。結果はうまくいくこともあるし、うまくいかないこともある。そこで工夫改善を繰り返していけば、いつのまにかうまくいくことが重なってくると思います。

誰のために、何のために企業は存続するかというミッションがしっかりしていれば、時代が変化してもお客様の心に届くんじゃないかと思います。


【伊勢雅臣】『世界が称賛する 日本の経営』で述べた事は、売り手よし、買い手良し、世間良しの「三方良し」を追求している企業こそが成功して、近代日本経済を作ってきたということです。

■「独立自尊のすすめ 福澤諭吉が日本人に遺したもの」渡辺利夫、『致知』H2911

・「立国は私なり」の一文は、自分が属する共同体や国家を愛する私情、すなわちナショナリズムがなければ自国の独立を守ることはできないという意味。

・福沢は文明化の目的は自国の独立を保つためであり、文明はその術に過ぎないと結論づけている。

・戦後の日本人から、自分の国や地域は自分で守るというナショナリズム何のために経済大国になるのかという根本的な問い。と言う「独立自尊」の精神がすっぽり抜け落ちている


【伊勢雅臣】明治日本は「大攘夷」、すなわち開国して富国強兵を実現し、それによって独立を守る、と言う戦略を実行しました。これは福沢諭吉の説いた路線です。

・JOG(919) 祖国の自由独立のための『学問のすすめ
「人民独立の気概」を持った国民が、国家の自由独立を護る。
http://blog.jog-net.jp/201509/article_7.html

■「読書室 坂本龍馬国学」、『祖国と青年』H2910

・坂本家の家学は「国学(皇学)、龍馬も国学の思想的素養を持っていた。
大久保一翁の「大政奉還論」を、「幕府は朝廷から政治を委ねられている」とする国学からの考えから理解し、その実現に向けて行動した。


【伊勢雅臣】司馬遼太郎の龍馬像では、まったく無視されていた面です。

■「憲法十七条を貫く人の本性へのご確信」星原大輔、『祖国と青年』H2910

・大使は仏教研究を通して、人々に本来備わっている本性を知り、学びなどによって、誰でもが仏になれる可能性を秘めているというご確信を深められた。

・太子は現実社会における人間の行動や心の動きを深く洞察されるとともに、「共に是れ凡夫のみ」という確信から吐露された、わが国のあり方、日本人の大道を示した。


【伊勢雅臣】太子の仏教研究は、「すべてが神の分け命」と言う神道的な人間観を仏教哲学によって深められたものだと考えます。

(部分抜粋引用終)

石角完爾『ユダヤ人国際弁護士が教える天才頭脳のつくり方』


・65億人の人間が地球にいるが、その中でユダヤ人はわずか1400万人しかいない。それなのに学問やビジネスで大きな存在感を示している。


ユダヤ社会に息づく勉強法にはいくつかキーワードがある。

1.何事にも疑問を持ち、問いを設定する能力を身につける。

2.読書によって知識を広げる

3.褒めることで自尊心を育む。

4.複数言語を習得する。


・タルムードは全30数巻。紀元500年ごろ主としてイラクチグリス川とユーフラテス川に囲まれた、豊穣の地バビロニアで完成した。律法集、歴史書、格言集、言行録、民話伝承集、民族学集、博物学辞典、百科事典、医学書哲学書、文学全集を収録したユダヤ学の総合体系全集だ。トーラーやタルムードの勉強はユダヤ人にとって面白い


ユダヤ人は、大量の読書を大切にするアメリカのエリート教育では、大量の読書を求められる。実社会は唯一の正解などない世界ですから、大量の読書で培った知的競争力が武器になる。


・読書を幼い頃に習慣にすれば、大人になっても読書を通して学び続けることになる。学生時代には、テレビやパソコンで流行すたりのある情報に接するよりも、古典などを読んで、将来の知的競争力を育む土台を築くことが大切だ。


ユダヤ人の多くが世界に股をかけて活躍しているのは、幼少期より複数言語に触れていることに理由がある。3ヶ国語を話す人も珍しくない。


・語学教育の方法は暗記法と同じ。繰り返し音読を行い、読み聞かせ、幼い頃から音と体感で頭に染み込ませる。


・脳を活性化する記憶術。それほどの語学力を身につける秘訣は脳を活性化させる記憶術にある。語学の学習は、暗記の学習でもある。ユダヤ人のラバイは、膨大な宗教文書を完璧に暗記している。


ユダヤ人の記憶術の秘訣は、聖書を常に座右において読み続けることにある。繰り返し読むために、この回数の多さが、記憶の秘訣の一つだ。ユダヤ人は聖書を黙読だけでなく音読もする。


・欧米には英語で「植民地」を広げていくという発想がある。日本人にはそういう発想がないが、海外にいれば理解できる。ITや金融で使う用語を考えてみれば、一目瞭然だ。


リスクの分散とコントロールで生き残るユダヤ人は、物事の根源的な構造を問い続けることがある。これは自分の身の回りの物事を深く考える習慣を生む。


・身の丈を知り、大勝負に出ないこともユダヤ人のビジネス感覚だ。


リスク分散、現実主義、損切り、そして契約ユダヤ人はこうしたビジネス感覚を人生を通して学んでおり、結果としてビジネス界での成功に役立っている。


ユダヤ人は19世紀ごろまでは「物づくり」ではなく、商業や金融でビジネスをしてきた。商業や金融は当時、他にまねする人々のいない分野で、仕組みづくりのビジネスだった。しっかりと金、銀、ダイヤモンドのほか、21世紀の産業に必要なレアメタルの鉱山も押さえている。


・グローバルなキャリアを考える。


問い続けることでニュービジネスが生まれる。

(引用終)