ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

エンパワメントの総体が国力に

フェイスブックからの転載を以下に。

https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima

https://www.asahi.com/articles/ASLBK46HZLBKULFA00P.html?fbclid=IwAR0IS84cIwXgHhcuVwKreObvjrvvBCIcQ5ZfwTYhDI4BET2VjZXjC78bJ1I


「生きてるだけで迷惑」女性自殺、社長をパワハラで提訴
2018年10月17日


・ゲーム業界の求人広告会社などと業務委託契約を結んで働いていた女性(当時30)が自殺したのは、同社社長のパワーハラスメントパワハラ)が原因だなどとして、女性の遺族や元同僚の男性2人が同社と社長に計約8800万円の損害賠償や未払い賃金の支払いを求める訴訟を17日、東京地裁に起こした。
・3人の生活費が尽き、家賃を払えなくなると、会社事務所に住まわせ、その家賃も請求するようになった。社長は3人に「生きているだけで迷惑」「殺すと問題があるので、交通事故にあって死んでほしい」などと、大声で罵倒するパワハラを繰り返したという。
・今年2月、女性が「私は死んだほうがましですか?」という趣旨の発言をしたところ、社長は激怒。女性の目の前で使っていたパソコンを破壊し、「(死んだら)ゴミが増えるだけだ」などと暴言を繰り返した。その日の午後、女性は自殺したという。

(引用終)
← なぜ逃げなかったのか?


T・S:逃げるの大変なんですよ。未払い分の給与を捨てなきゃいけないから。二十万捨てて引っ越しとか無理。


ユーリ:なるほど、一理ありますね、S様。でも、一呼吸おいて考えてみましょう。お金と命を天秤にかけると、どうでしょうか?お葬式代や遺品整理代は、どうなるのかしら?


ユーリ:逃げましょう、まずは逃げるのです。警察やシェルターも、普段から確実な連絡先を控えておきましょう。私は、学会や旅行等で地方のホテルに宿泊すると、お茶パックや櫛やシャンプー等のミニ備品を使わずに持ち帰り、自宅の箱にためて置いて、半年に一度、シェルターを運営している組織に送り続けてきました。


ユーリ:レトルト食品も、株主への割当で半年に一度、送られてきますが、我が家は滅多に使わないので、それもシェルターへ送ることがあります(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20101024)。私自身はシェルターを利用したことはありませんが、このような話はとても身につまされるので(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20171005)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20171007)、何らかのお助けができれば、と痛切な思いです。


ユーリ:アルコール依存症の回復のためのシェルターもあります(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20071004)。女性のためのシェルターやシングル・マザーのための簡易宿もあります。とにかく、生きていれば何とか可能性はなくもない。死んだら終わりです。

(転載終)
「二十万捨てて引っ越しとか無理」の切迫感覚は、現在の国力低下の反映でもある。
しばらく前に「エンパワメント」という表現が流行していたが、本当に一人一人が力を付けて身を守っていかなければならない。その総力が国力となる。