ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

自分のアイデンティティを守る

恐ろしい事件が発生していることをわきまえた上で、あまり神経質になり過ぎるのもどうかと思い、これまでは常識程度に留めておいたが、これも時代の変遷なのだろうか。以下に留意。

http://niseco.jp/kojin/jiken7.html
「住民票改ざんが多発 東京23区だけで3年間に1300件」


戸籍の改ざんが問題になる中、他人の部屋や空き家を使って、虚偽の住民登録をし、住民票を改ざんする事件も相次いでいる。毎日新聞の調べでは東京23区だけでも過去3年間に1300件近い事例が確認された。全国では膨大な数にのぼるとみられる。公正証書原本不実記載にあたり、改ざんされた住民票は犯罪に使われるケースが多い。
住民票が実態と異なる例には、転出届が出されずに放置された場合や、作為的に虚偽の住所を登録するケースがある。見知らぬ名前あての手紙や請求書などが届いた住民から役所へ問い合わせがあったり、選挙時の投票用紙引換券が役所に戻ってきたり、消費者金融などから役所に住所確認などがあった場合などに発覚しやすい。
住民票の表記が事実と異なることが確認された場合には、役所は虚偽の事項を抹消する「職権消除」を行う。中でも、故意に事実に反する届け出をしたものは「住民票の虚偽記載」として分類されている。
東京23区が記録している「虚偽記載による職権消除」を集計したところ、99年度に438件、00年度に414件、01年度に4445件の職権消除が行われていた。住民の流出入が激しい新宿、渋谷、豊島の各区の件数が多かった。
区役所の住民課職員らの話を総合すると、虚偽記載による住民票が消費者金融の借り逃げや外国人との偽装結婚、架空名義による携帯電話の購入、パスポートの不正取得などに使われ、警察が捜査したケースもあり、戸籍の改ざんを伴うものも多かった。

http://niseco.jp/kojin/privacy.html
「個人情報とプライバシー」


個人情報とプライバシーの関係について考えてみたいと思います。
プライバシー権憲法などには明文化されていませんが、現在、基本的人権の一つとして認知されています。
日本で「プライバシー」という言葉が注目されはじめたのは、1961年、三島由紀夫の小説「宴のあと」裁判がきっかけです。この小説は選挙で敗北した候補の生活を赤裸々に描いたもので、モデルとされる人物は、これによって自分のプライバシーを侵害されたとして、作者の三島由紀夫と出版社の新潮社を相手取り、東京地方裁判所に慰謝料と謝罪広告を求める民事訴訟を起こしました。この判決ではプライバシーの権利を「私生活をみだりに公開されないという法的補償ないし権利」と定義しました。その後、情報化が進むにつれ、プライバシー権の見解も変化し、現在は「自己に関する情報の流れをコントロールする個人の権利」と解釈されています。
ここで出てきた「自己に関する情報」というのが、個人情報です。よって、プライバシーの権利とは、自分の個人情報を勝手に公開されたり、不正に流用されたりしない権利、ということができます。
この場合の個人情報とは、「センシティブ情報」だけではありません。住所や氏名、電話番号などの基本情報さえ、勝手に公開されればプライバシー侵害になるという考え方が最近は出てきています。
インターネット上の掲示板で職業や勤務先の診療所の電話番号などを勝手に公開された眼科医が、書き込みをした相手に損害賠償を求めた訴訟で、プライバシーの侵害が認められ、被告は20万円の損害賠償の支払いが命じられています。この裁判では、被告側が「診療所の名前や住所などは電話帳に広告掲載されており、個人情報にあたらない」と主張しましたが、判決は「電話帳への掲載は、個人情報の伝わる範囲を診療所営業に関わる範囲に制限しており、個人情報のコントロールはプライバシーの権利に含まれると解される」と判断しました。結果、「診療所の住所などは、公開を欲しない事柄で、被告の行為はプライバシーの侵害にあたる」という結論がでました。
この考えに基づくと、本人の同意のない個人情報の収集や加工、第三者への提供なども、プライバシー権の侵害にあたると考えられます。情報化が進む中で、個人情報の重要性や価値が増してきた結果ともいえると思います。

http://niseco.jp/kojin/approval.html
「私が住基ネットに賛成する理由」


個人情報が漏洩されるのではないか? との意見に対して、私は運用面、技術面および制度面の対策をしているので、まず問題ないと考えています。
まず運用面についてですが、都道府県・指定情報処理機関で保有する情報が限定されています。都道府県や指定情報処理機関が保有する情報は、4情報(氏名・住所・性別・生年月日)と住民票コード・これらの変更情報のみです。また、行政機関が提供された情報を目的外利用することを禁止しています。
次に技術面ですが、専用回線の利用やファイアウォールにより、不正侵入を防止しています。 また、通信を行う際には、データを暗号化し、通信相手のコンピュータの正当性を確認してから通信を行っていますので、通信相手のなりすましを防止することができます。
制度面では、地方公共団体・指定情報処理機関・本人確認情報の受領者(行政機関)のシステム操作者に守秘義務を課し、刑罰を加重しています。(通常は1年以下の懲役または3万円以下の罰金が2年以下の懲役または100万円以下の罰金と刑罰が重くなっています。)また、委託業者が秘密を漏らした場合でも、同じ刑罰が科せられます。
上記を踏まえても、情報が漏れプライバシーが侵害されると主張する人は、日常生活さえもできないレベルのことを言っていると思います。木をみて、森をみないタイプです。
要は住基ネットができたからといって、個人情報が漏洩されやすくなるのではありません。個人情報の漏洩や売買は、住基ネットのシステムが構築される以前から、いろいろなところで行われていたのです。
住基ネットができたことによる漏洩の必然性と将来のIT国家のメリットを考慮すると、後者の方がはるかにメリットが高いと考えています。
設備投資のムダではないか?との意見に対して、私は必要最小限の投資であると理解しています。
住基ネットの構築費は約400億円。運用経費は約200億円といわれています。例えば、年金給付では、毎年、年金を受け取っている人の生存を確認していますが、それが年間3500万件ほどあって、行政側から80円の封書を送り、お年寄りからは、50円の切手を貼ってもらって送り返してもらっています。これから必要なくなれば、単純計算で行政側が28億円、住民側が18億円の経費削減になります。ほかにも経費削減となる行政事務は少なくないので、短期的にみても定着すれば投資に見合う効果はあると思います。
また、全国のシステムがネットワーク化されることが果たしてムダなのでしょうか?それよりも全国ネットワーク化は、最低限必要なことです。その最低限必要なことがムダであれば、IT化への投資が一切できないことになってしまいます。
ただでさえ、日本の中でも官公庁はIT化が遅れています。しかも国際社会を考えると、日本のIT化はまだまだ不十分であると言うことができます。公共事業から考えるとこの住基ネットの構築費用は微々たるものです。よって、IT国家促進をしていき、行政サービスの効率化、質的向上を図ってほしいものです。
メリットがないのではないか?との意見に対して、私は中期的な視点にたった場合、十分にメリットはあると考えています。
住基ネットのメリットを考える上での議論において、一番欠けているのは、中長期的なメリットの議論です。
住基ネットに反対する人は、住基ネットが悪用されることだけを指摘し、有効に活用された場合の評価をしておりません。 ”できる工夫よりも、できない理由を見つけている”といった感じが否めません。 例えるなら、飛行機は墜落する可能性があるから、のらないでおこうといった類です。
また、「現行は○○のみなので、メリットがない」という議論を見ますが、物事は点ではなく線で考えるべきです。 今後、IT国家を推進していく上で、必要な基盤だという認識がなぜもてないのか私には不思議で仕方ありません。

http://niseco.jp/kojin/bouei.html
「個人情報を自己防衛する方法」


自分の情報は自分で守るという意識を持って行動する必要があります。
もちろん、個人情報を一切、どこにも提供せずに生活することなど、現在の社会では当然できません。住民登録は当然のこと、学生ならば学校に、サラリーマンならば企業にあるいは、納税者なら税務署に、それぞれの個人情報が登録されています。ほかにもあらゆるところで個人情報が必要になってきます。いずれも、個人情報漏洩の危惧はあるものの、それによって得られるメリットだって多々あります。
ではどうすべきでしょうか。まず、安易な個人情報の提供は避けるようにして下さい。
例えば、街頭で署名やアンケートを求められた場合。住所、氏名、電話番号などの記入欄があっても、気軽に書かないことです。これは、レンタルビデオなどで会員登録するときにも同様です。特に、基本情報ではなく、趣味など、直接会員になるのに不要な事項まで訪ねてくる場合があります。こういう場合は拒否してもかまいません。もし、「書いてほしい」といわれたら、逆に「何のために必要なのか」を問いただしてもいいと思います。業者にとって顧客の情報はおいしい情報である、ということを肝に銘じておく必要があります。
あなたの個人情報を狙っている者は、たくみに接近してくることもあります。官公庁の職員になりすましたりなどです。その場合は、身分証の提示を求め、その社員が本当にそこの職場にいるのか、電話の場合掛けなおししてみることも有効かと思います。
ごみの出し方にも注意が必要です。
生活をしていれば、必ず何らかの形でごみが出ます。そのごみが、時によっては恐ろしい個人情報を漏らすことがあります。具体的には、カード番号、買い物履歴、好きな食べ物や嗜好、健康状態や病状、取引銀行や貯金残高、生理周期、電話情報などです。よって、ごみ出し時には、シュレッダーにかけるようにしてください。また、清掃車の作業員に直接ごみ袋を手渡しする方が安全といえます。
不正流用対策としては、住所を書く際に、最後にAとかBといった自分だけにわかる符号を付けるという手段があります。例えば、○○市○○町1-2-3○○ハイツ101Aといった感じです。もし、符号のついた住所あてに、個人情報を提供したのと別の企業からダイレクトメールが来れば、流用されたことがわかります。
加えて、注意すべきはインターネットです。ここでも、アンケートのサイトや懸賞サイトなどいろいろあり、名前や住所など書き込む部分がありますが、そこは本当に信頼できるサイトかを確認し、容易には自分の個人情報を登録しない方がいいと思います。また、企業のサイトなどでは、 「プライバシーマーク」を掲げているところにしておけば安心です。個人情報の扱いについてどのようなポリシーがあるのかを確認しておく必要があると思います。
ここまで注意しても、個人情報が不正に利用されることはあると思います。そんな時には、なぜ、そういうことになったのか考え、事態によっては消費生活センターや、警察に相談することが必要です。
もちろん、プライバシーを絶対視しすぎると、行動が制限されて、何もできなくなります。メリットとデメリットを考慮し、慎重に行動する事が大切です。

http://www.lifehacker.jp/2014/10/141030toxic.html
1. 毒のある傲慢さ
自信と傲慢の間には大きな違いがあります。自信は何かを生じさせますが、傲慢は人を萎縮させます。傲慢な人はいつも誰よりも物事を一番良く知っていて、他人より優れていると感じています。彼らが皆さんをほめたたえることは決して無いでしょう。彼らの自尊心が邪魔をするからです。
2. 毒のある被害者意識
周りにいる中で最も危険な人の1人は、いつも犠牲者ぶる人です。彼らは自分の問題や間違いに直面すると、常に非難できる他人を見つけます。理不尽な上司から愛情のない両親まで、彼らは決して、自らの人生の責任を自分で取ろうとはしないのです。
3. 毒のある支配
支配する人は、何でも知っており、何をするにも一番良い方法を知っていると思っています。ただ、普段はとても不安なのです。そんな人が周りにいる限り、あなたは考えを声に出したり、自主性を持って行動させてはくれないでしょう。
4. 毒のある妬み
嫉妬で悩まされる人は、自分の持っているものに決して満足しませんし、他人に良いことが起こっても喜びません。他人が成功したり、前に進んだりしても、それを称賛することができないのです。彼らは何か良いことが起きるなら、自分に起きるはずだと感じているのです。
5. 毒のあるウソ
人がいる限り、ウソをつく人がいます。しかし、常習的にウソをつく人は、害を及ぼします。何を信じたら良いかわからなくなるからです。なので、彼らの約束や言葉をあてにすることはできません。彼らは他人についてのウソを口にして、あなたについてのウソを他人に言うのです
6. 毒のある消極性
いつも怒っていて、何事も疑ってかかる人に心当たりはないでしょうか。ネガティブな態度は人間関係を壊し、物事に否定的な人と時間を過ごしていると、自分の活力が奪われているように感じます。
7. 毒のある欲望
この社会のルールは「もっと欲を出し、もっと成功し、もっと稼げ」です。そういった欲求や野心は、ある程度は善にもなります。しかし、人が自分のものだけでなく、他人のものまでを欲するようになると、欲望に支配されるようになります。
8. 毒のある批判
批判には客観的で洞察力に基づいているものと、ただの否定的な批判があります。批判的な人は、常に結論をすぐに決めつけます。彼らは人の話をあまり聞きませんし、話し合いが下手なのです。
9. 毒のあるうわさ
おしゃべりな人にとって「ゴシップの情報交換」は深い会話です。自分の不安を鎮めるためであり、憶測と事実の区別がありません。人間関係において、うわさほど破壊的なものはそうそうありません。
10. 毒のある人格
誠実さや正直さが欠けている人(カンニングしたり、ウソをついたり、巧みに他人を操ったりする人)なら、目的を達成するために躊躇することはほとんどありません。彼らに邪魔者と見なされたら、彼らは持っている力をすべてを使って追い回されることになるでしょう。


上記で紹介した特徴を持っている人が周りにいるなら、まさに今苦しめられている最中かもしれません。明日まで待たずに、逃げてください。それができない場合は、薬品が流出したときのように、距離を保って、くれぐれも用心してください。


10 Toxic People You Should Avoid Like the Plague|Inc.
Lolly Daskal(訳:Conyac)

(引用終)