ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

地震・台風

祈りの輪と和

例年なら、この時期は花粉症もどきで、贅沢なことに、家にこもって読書三昧。ところが、今年は年明け早々から、私にしては珍しいほど忙しい日程が続き、その上、今回の巨大地震のために、なんだか緊張感と疲労感が抜けきれない毎日を送っています。もちろん…

リンゴの苗木を植える

もう一言だけ書かせてください。(もっと状況が落ち着いて、日本全体に先の見通しができかけたら、3月中旬の沖縄での見聞を綴って、お分かち合いができればと思っています。)昨日今日と、道を尋ねた見知らぬ若い人々やご近所の方達との接触を通して、この度…

だから....

しばらくお休みしていました。 この場に及んで、あえて一言で理由を言うならば、2011年3月11日の午後、那覇(正確には新原ビーチ)で聞いた「本土」(私達の用語では「本州」)発生の巨大地震ニュースとそのショック。 もっとも、今年の1月半ばに、あるルー…

小さなところから

懸案が一つ片付いた今日は、中休み。 実は、遅れに遅れた本棚が土曜日に届き、夕食をはさんで、二人で一生懸命、資料の山を移動させたり、しなった古い本棚を出したり、段ボールの梱包をほどいては組み立て、ゴミ処理場に何度も捨てに往復したり....いい運動…

私がフランスに行けたなんて...

ロックスボロフ先生からは、この度の「ニュージーランドの国難」とクライスト・チャーチの人々への励ましを感謝する、とのご連絡が入りました(参照:2011年2月23日付「ユーリの部屋」)。 救援活動には、台湾からも出動があり、一刻をも争う状況ではあるも…

自然災害に伴う連帯

つい先頃の1月14日、ブリズベンで洪水が発生したため、当地在住のスシロ先生(参照:2007年7月10日・7月12日−7月14日・7月26日・8月22日・9月28日・2008年9月11日・12月10日・2010年1月13日・2011年1月20日付「ユーリの部屋」)に安否を尋ねるご連絡をしたば…

発表の補足説明を

学会が終わると、たまった家事やら(頭および心の)整理やらで、どっと疲れてしまいます。 仙台の気温は、大阪よりも数度低いと表示されていたのに、到着してみると、大阪とは別の暑さを感じました。でも、心配していた台風9号直撃は、どういうわけか直前に…

貴重なご縁に感謝しつつ

以前から、時々マレーシアのリサーチ協力者に言われていたことですが、「外国人って、こちらが当たり前と思っていることを、わざわざ質問したり、飛行機に乗って調べに来るからおもしろい」のだそうです。日本に置き換えてみても、同じ事が言えるのでしょう…

いわさきちひろの美術館と本

今月中旬には、穂高へ一泊二日の小旅行へ出かけました。こういう休暇には、新幹線など使わず、とろとろと鈍行のJRを使って、途中下車したり、本を読んだり、居眠りしたり、おしゃべりしたり、と気儘に過ごすのが私流です。安曇野では、ホテルが上等で食事も…

この夏の近況報告

ご無沙汰しております。今年の夏は、比較的涼しく、クーラーなしで過ごすことができます。私にとってはありがたいのですが、お米の出来具合が心配です。 また、地震や洪水が各地で発生し、これも環境汚染の影響なのか、と気になります。 終戦/敗戦記念日が過…

中間休みとして...

重苦しかった読書の一週間がようやく終わり、次の用件に集中する時が来ました。こちらも、責任が伴うために大変と言えば大変ですが、気分はずっと穏やかです。 昨晩は、シンガポールの友人からメールが届き、この夏に日本に来て滞在することになったとの由。…

思い巡らすために休息を

昨日は、研究テーマに関わるフィールド体験と文献から学んだことを融合する形で文章を書き、自分なりにとても楽しく過ごせました。そうはいっても、今日は阪神淡路大震災が発生して13年目にあたります。ラジオでニュースを聞き、記憶の風化と継承の問題、見…

類は友を呼ぶ?  マ日の比較雑感

いささか素人くさい分析ですが、思いつきで、(私の知る範囲内での)マレー社会と一昔前/今(?)の日本(名古屋)社会との類似点をあげるならば、次のような点に気づきます。1. 社会の二重基準 2. 井の中の蛙 3. 他者の目を意識すること1.については…

神戸バイブルハウスにて(1)

昨日の午後は、私も一会員である神戸バイブルハウスへ、久しぶりに講義を聴きに行きました。 神戸バイブルハウスは、日本聖書協会の関西支部の位置づけにありますが、元ノルウェー海員教会の会堂を使用しており、こざっぱりと落ち着いた清潔な雰囲気を醸し出…

『ベートーヴェンの生涯』

2007年8月19日付「ユーリの部屋」で、保存しておいたテレビの録画記録が、全部再生不可になってしまったと書きました。主人のいとこのお葬式から帰ってきた後、修理に来てくれたおじさんが、本当に済まなさそうに何度も謝るので、こちらも気の毒になってしま…

新渡戸シンポの感想 その4

性懲りもなく、まだ今月初めのシンポジウムの話を続けようと思います。 会場である上智大学のエレベーターに乗った時、どのような外国語専攻科が開講されているのかを天井近くの表示で眺めながら、改めてカトリック系大学だなと思わされました。英語は当然の…

あるマレーシア人の東京初体験

7月14日付の「ユーリの部屋」でも言及したマレーシア華人の友人にとって、初めての東京滞在では、とんでもない体験をすることになったようです。新潟県中越沖地震の余波で、Tホテルに滞在中の彼女達には、昨日は揺れが大きく感じられ、建物が崩壊するのでは…