ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

ドイツ語

教養主義の衰退

筆者については、過去ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160128)を参照のこと。 この文章を読むと、非常に懐かしく、親近感がある。こういう時代に学生だった最後の世代なのだろう。 (http://www.sankei.com/column/news/151102/clm1511020001-n1…

核の部分に目を向けて

英国のEU離脱に関する過去ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160630)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160701)の続きを。再び、古森氏に同意。 確かに、日本では経済中心から見た英国非難が目立った感がある。でも、経済以前にもっと大切な核…

昨今の風潮(3)

まずは、おととい(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160623)と昨日(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160624)のブログの続きを。これで完結。 (http://japan-indepth.jp/?p=28607) 2016年6月25日 「朝日新聞若宮啓文氏を悼む その5 見事な“反面教…

彼我の差違から学ぶ(2)

二紙の新聞購読を止めてしばらく経つが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150131)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160401)、今のところ、特に支障はない。むしろ、余計な情報に煩わされず、すっきりしている。 5月中旬から6月半ばにかけて、4つの…

セデルの恵みはいつまでも

熊本や大分での地震の被害や被災者の方々のことを思うと心苦しいが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160420)、一方で、それぞれの場で通常通りの暮らしを落ち着いて継続することも、長い目で見て大切な貢献かと思う。 このところずっと、内容の深刻さと…

我が道を行く

おとといの午後、やっと念願の知り合いのドイツ人教授(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160215)によるドイツ語で書かれた博士論文(計二冊)を閲覧終了(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160212)。部分複写もできた。一応、学生時代に愛用していた…

ヒットから実行へ

池内恵先生、またヒットを飛ばされました。先頃の金沢の旅でも(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160218)、いろいろと思い巡らしていましたよ、ルーツを。こういう話は、数歳年上の私も、何と二十代の院生時代から痛感していたところ。普通の平均的な公…

ドイツへの片思い

加瀬英明氏(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%B2%C3%C0%A5%B1%D1%CC%C0)の最新コラムから。 クラシック音楽や小塩節先生(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%BE%AE%B1%F6%C0%E1)の影響で、私も規律正しく理屈っぽいドイツ文化…

基督教会を考える(続き)

昨日(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160112)の続きトピックを。この種の日本の基督教会の問題については、1990年代には風の噂程度だった。2000年以降、インターネット利用が広まるようになると、伝道目的の教会活動および敬虔な信仰生活を綴る美しい…

平板になった日本

全体的な印象だが、平成になって、社会も文化も軽く平板になったようだ。 この頃、主人の若い時の荷物などが少しずつ届いているが、アマチュア無線士だった中学時代の写真や説明書などを見ていると、とても懐かしい。将来、技術者として身を立てようとした素…

旅の道中で移民問題を考えた

もう一日、お休みをいただいて(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150520)、移民問題について考える一助としたい。 実は、4月22日に乗った中東へ向かう飛行機で隣同士になったベルギー人の女性との会話や、テル・アヴィヴのホテルで見たドイツ語のテレビ…

中東の旅

しばらくご無沙汰しておりました。 実は4月22日から5月8日まで、中東に行っておりました。中東といっても、イスラエルの南部を中心に、ヨルダンとトルコが少し追加された旅です。 例によってコクヨの小さなメモ帳を十数冊準備して(http://d.hatena.ne.jp/it…

ブログあれこれ

今日の池内恵先生(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%C3%D3%C6%E2%B7%C3&of=50)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%C3%D3%C6%E2%B7%C3)。 (https://www.facebook.com/satoshi.ikeuchi?fref=nf) ・そうなるとやはり、BBCやRe…

学恩はいつまでも

尾崎知光先生(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080220)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20091218)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20091220)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20091221)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20091222)(http:…

父の命日に寄せて

父の命日(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140128)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140215)。数日前に、母方の叔母から電話がかかってきて、かなり自由に長い時間をお喋りした。というより、叔母は父のことを心配して、様子伺いのお電話だったの…

外国語学習の動機と目的

まずはフェイスブック(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)の転載から。 (http://www.danielpipes.org/15492/) 「あり得ない場でヘブライ語を学んで」 ダニエル・パイプス 2005年09月29日 ユーリ:説明が消えてしまっていました。もう一度ここに書…

訃報

・リヒャルト・カール・フライヘア・フォン・ヴァイツゼッカー(Richard Karl Freiherr von Weizsäcker,1920年4月15日 - 2015年1月31日) 過去ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080508)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090508)。・マルティ…

アナト・ベルコ博士

38言語(正確には、36の機能言語でしょうか?)のダニエル・パイプス訳文の中で(http://www.danielpipes.org/languages)、このところ、日本語訳へのアクセス順位は、普段の常連G7前後から(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140707)、一気にフランス語…

新聞各種のおさらい

最近、『朝日新聞』の記事が読むに堪えない低レベルなので、たまたま広告の入っていた別の新聞に切り替えようかと、我が家で話し合っているところである。取りあえず、もうすぐ二紙併用の日々が始まるだろう。 それにしても、小学生の頃は忙しかった。自発的…

おもしろ情報(Fun facts)

今日は寒いので、おもしろ情報(Fun facts)を。全て、部分引用であることを予めお断りする。 その1. (http://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/f94ac63044b4f45c6f08ed462080f5eb) 「フェミ系らしき人物が正妻に憧れるのも、自立よりも優れた男の伴侶になりた…

カール・ヒルティ『幸福論』

再びヒルティ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080319)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080618)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20100209)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20100211)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110523)(http:…

ゲシュタルトの祈り

昨日の格差社会、いえ、違いをあるがままに認める社会について(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141215)。もし落ち込んでしまった方がいればの話ですが、おせっかいながらも、励ましのお祈りをドイツ語で見つけました。 要は、ユートピアの夢想家になら…

日本人として恥ずかしい

昨晩の印象的なイスラエル・フィルの感想は、また後で...。 取りあえず、またもや驚かされたリチャード・パイプス先生!(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141101)今年2月にユダヤ研究所で行われた51分ほどのご講演を。 (https://www.youtube.com/watch…

ドイツ語による日本描写

気分転換として、随分前にワードに写しておいたドイツ語文章を。 Christentum in Japan Unter Leitung der Jesuiten bildete sich in Japan ein glänzendes Kirchenwesen, und strebte schon nach der Herrschaft, als durch die Sittenlosigkeit der Europä…

メナヘム・プレスラー

1.http://www.newsdigest.de/newsde/regions/reporter/berlin/5786-972.html ピアニスト メナヘム・プレスラー 21 Februar 2014 Nr.972 文・写真 中村真人 メナヘム・プレスラーというピアニストをご存じでしょうか? クラシック音楽に興味がある人でも、誰…

手堅い現実路線こそが勝つ

昨日のブログアクセス数は、なんと過去最高の1915件となった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140707)。やはり、時々は種明かしをし、実像をはっきり提示する必要があると思う。表面だけで人は誤って判断しがちだからだ。昨日書いたデータベースの見方…

七夕の日に寄せて(2)

かくして二年半ほど(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120114)、本ブログで、ほぼ毎日のように飽きもせず、無償ボランティアのパイピシュ応援団を買って出ているのだが、その効果はいかに? ここで、熱心な読者の方達へ、ちょっとした秘話をご披露しよう…

名誉回復中のブッシュ前大統領

学生時代に、ドイツ語の勉強のため少し気になって眺めていた『シュピーゲル』誌。 当時、奇跡の経済復興を果たして国際的に注目されていた日本。特に同じ敗戦国として頑張っていたドイツにとっての一種のモデルないしは嫉みやっかみ風の日本記事に憤慨して、…

聖書に翻訳されたマレー語

さて、4月に10日間滞在したアメリカのコネティカット州では(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140508)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140520)、マレー語聖書の問題について、文献研究をした。ハートフォード神学校の図書館では、戦前の学究派の英…

ペン倶楽部とカーネギーホール

というわけで、昨日の続き(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140508)を少しと、ちょうど一ヶ月前の今日、何をしたかを記す。1.2014年4月7日それほどアメリカについて知っているわけでも、長らく深い興味があったわけでもなかったはずなのに、勇敢なこと…